クリックできる目次
- ローコスト住宅メーカーの中から、住宅性能とコスパの良い20社選びました!
- ローコスト住宅ハウスメーカー おすすめランキング
- ローコスト住宅ランキング1位 アキュラホーム
- ローコスト住宅ランキング2位 アイフルホーム
- ローコスト住宅ランキング3位 アイ工務店
- ローコスト住宅ランキング4位 タマホーム
- ローコスト住宅ランキング5位 アエラホーム
- ローコスト住宅ランキング6位 クレバリーホーム
- ローコスト住宅ランキング7位 桧家住宅
- ローコスト住宅ランキング8位 ヤマト住建
- ローコスト住宅ランキング9位 レオハウス
- ローコスト住宅ランキング10位 サイエンスホーム
- ローコスト住宅ランキング11位 エースホーム
- ローコスト住宅ランキング12位 ヤマダホームズ
- ローコスト住宅ランキング13位 泉北ホーム
- ローコスト住宅ランキング14位 富士住建
- ローコスト住宅ランキング15位 秀光ビルド
- ローコスト住宅ランキング16位 アイダ設計
- ローコスト住宅ランキング17位 ゼロキューブ
- ローコスト住宅ランキング18位 ユニテハウス
- ローコスト住宅ランキング19位 飯田産業
- ローコスト住宅ランキング20位 ロビンスジャパン
- 後少しで手の届くおすすめのミドルコストハウスメーカー
ローコスト住宅メーカーの中から、住宅性能とコスパの良い20社選びました!
マイホーム計画を本体価格の安いローコスト住宅でお考えの方も多いと思います。
しかし、ローコスト住宅の場合「住宅性能」や「保証・アフターサービス」などの内容、または実際に掛かる「価格」「坪単価」などのコストパフォーマンスに不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
以前までは、ローコスト住宅の定義としては「坪単価40万円以下」や「本体価格1000万円以下」と考える人が多かったのですが、近年は資材や人件費の高騰もあり、「坪単価50万円以下」「本体価格1500万円以下」をローコスト住宅と見なすケースが多くなっています。また各社とも、耐震性や断熱性をなどの内容も重視するようになり、ある程度コストを掛けた家づくりへとシフトして来たという事なのでしょう。
それでもローコスト住宅は高級ハウスメーカーに比べれば半値程の「価格」で建てる事が出来てしまう訳なので、「住宅性能」や「保証アフターサービス」には疑ってかかって正解だと思います。
そこで本ページでは「坪単価50万円以下」で新築する事の出来るローコスト住宅メーカー」を「価格」「耐震性」「断熱性・気密性」「保証・アフターサービス」の各項目で比較を行い、ランキング方式で紹介したいと思います。
※このランキングは、筆者個人がローコスト住宅メーカーを独自に調査し、独断と偏見でランキング付けしています。カタログ本または、電話調査にて住宅性能の等級や数値を明記公表して頂けなかった住宅メーカーは除外しています。「そんなもんは分らん!でも多分良いぞ!」というエビデンスの無い回答をする住宅メーカーは却下です。そこそこの性能を持っていれば普通はお答え頂けるはずですからね。
ローコスト住宅の「価格」「坪単価」について
基本的には注文住宅のハウスメーカーは「価格」「坪単価」を明確に公開していません。注文住宅は一棟一棟が全く違う条件で建てられ、仕様やデザインも異なるので価格を公表する事が難しいという事情があります。ですが、ある程度基準となる「価格」「坪単価」が分からなければ、そもそもどの位の予算計画を立てれば良いか、どのハウスメーカーを選べば良いか、分からないですよね。このページでは、一般的にローコスト住宅と呼ばれているハウスメーカーを中心に「坪単価50万円以下(50万円前後含む)」で建てる事が可能な商品の事を紹介したいと思います。
※資金面で悩みのある方はこちらの記事もチェックしよう!
ローコスト住宅の耐震性について
地震大国の日本で暮らす以上は例えローコスト住宅といえども、耐震性能は決して無視する事が出来ない項目です。東日本大震災は決して忘れてはいけない災害です。日本では耐震性能を表す指標として、国が定める住宅性能表示制度に「耐震等級」があります。
・耐震等級2 耐震等級1の1.25倍の耐震強度
・耐震等級3 耐震等級1の1.5倍の耐震強度
現在の日本では「耐震等級1」に満たない住居を建築する事が出来ない決まりです。ローコスト住宅といえども違法建築をしない限りは「耐震等級1」が確保されていると考える事が出来ます。但し、「耐震等級1」はあくまでも最低限ギリギリのラインです。家族の命を守る為にも「耐震等級2」以上の住まいを検討するようにしましょう。
※各ローコスト住宅メーカーの耐震等級については公式で公表されているものや、直接ヒアリングしたものを掲載致しております。尚、耐震等級は間取り設計によって取得出来ない場合もあります。
ローコスト住宅の断熱性・気密性について
住み心地や快適性に直結するのが断熱性・気密性の項目です。実際にマイホームを新築した人が最も「失敗・後悔」を感じている項目となるので注目しましょう。基本的に断熱性能と気密性能は下記の数値で表す事が出来ます。
・気密性能(C値)とは…相当隙間面積の事で、気密性能を現す数値として用いられます。数値が低い程、気密効果が高い事を示します。
※各ローコスト住宅メーカーの断熱性能(UA値)・気密性能(C値)は公式で公表されているもの、または直接ヒアリングしたものを掲載致しております。
ローコスト住宅の保証・アフターサービスについて
毎日紫外線を受け、雨風を受け続けるマイホーム。長く住めば住む程にどこかに綻びが出て来てしまうもの。特にローコスト住宅の場合は資材や人件費を削った家づくりを行っているので不安な方も多いのではないでしょうか。本体価格1000万円以下を謳うような超ローコスト住宅メーカーは「建てた後の事は知らんぷり」なんて事も決して珍しくありませんが、出来ればそのような所でマイホームを新築するのは避けたいところですよね。
大手ハウスメーカーなどでは初期保証期間を長く設けていますが、価格の安いローコスト住宅の場合は、ほぼ全てのメーカーで「初期保証は10年迄」としています。但し、有償メンテナンスを受ける等の条件付きで保証延長制度を設けているメーカーもありますので、この項目では「保証延長制度」と「保証延長制度を受ける為の条件」について厳しくチェックしたいと思います。
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ローコスト住宅ハウスメーカー おすすめランキング
ローコスト住宅ランキング1位 アキュラホーム
アキュラホームの工法:木造軸組工法
アキュラホームは日本で初めてローコスト住宅の販売を始めた会社で、日本最大級のホームビルダー集団「ジャーブネット」を主宰しています。、かつては《タマホーム》もその一員だったそうですよ。「品質も価格も諦めない」をコンセプトにした注文住宅を販売しています。商品構成は2021年から新たな商品基盤として「超空間の家(大空間の家)」を発売しています。間取り変更が容易なS&I設計で大空間リビングなども実現出来るそうです。標準モデルのままなら坪単価45万円~60万円前後で新築する事が出来ます。
アキュラホームでは耐震等級3を前提とした家づくりを行っています。設計自由度の高い在来工法(木造軸組工法)に金物工法や壁倍率15倍の耐力壁を採用する事で設計の自由度と高い耐震性を両立しています。但し設計プランによって耐震等級3の確保が難しい場合もあるそうです。
気密性能:表記なし
但し、気密性や断熱性に関しては一般的に良く使われているグラスウールを採用しており、新省エネルギー基準で定められた厚さを一応クリアしているものの、他社に比べると強調材料に乏しいかもしれません。窓断熱にしても標準仕様のままでは物足りない印象です。ZEH仕様の商品では「UA値0.6以下」を達成していますが、価格も高くなってしまいます。
保証延長条件:5年毎の有償補修
アキュラホームの初期保証は20年。法律で定められた最低限の初期保証期間の2倍の期間が用意されています。保証延長制度に関しては最長で35年間用意しており、20年目以降に5年毎の無償点検と有償メンテナンス工事を行うのが条件のようです。ローコスト住宅で初期保証20年を用意している会社は少なく、かなり良い保証内容だと思います。
アキュラホームで成功した人・失敗した人
アキュラホームは中間マージンのカットや釘1本に至るまでコスト見直しを図った「アキュラシステム」を採用しています。コストを落としながらも高品質な住まいを提供するシステムを構築していますが、モデルハウスのような家を建てようと思うと、相応に価格も高くなってしまうので注意が必要です。パーソナルモジュールを採用する事で1㎜単位の自由設計が可能な点が強調材料。大空間リビングなどに憧れていて、安く済ませたい方にとってはメリットがありそうです。但し、大空間の家は音が響きやすいので、遮音性などを気にする方はその点は考慮するようにしましょう。
・施工現場にはマメに足を運び、不備が無いか細かくチェックする。
もっと詳しくアキュラホームの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング2位 アイフルホーム
アイフルホームの工法:木造軸組工法
アイフルホームは住宅設備最大手のLIXILグループ企業、LIXIL住宅研究所が手掛けるローコスト住宅の注文住宅ブランドで、住宅業界最大規模のフランチャイズチェーンを展開しています。品質の良いLIXIL製の住宅設備を安価に仕入れる事が出来るので、大幅なコスト削減を可能としています。創業から既に累計16万棟の施工実績もありますので、過去の施工事例から多くの提案プランが出来るのも強みです。主力商品はセシボシリーズで3つのグレードに分けられていましたが、2020年4月から「FAVO(フェイボ)」1本に商品体系を統一しています。
アイフルホームはグランドスラム構法と呼ばれる独自工法を採用し、「耐震等級3相当」の屈強な構造躯体を実現しています。在来工法と耐力壁を採用し、110年以上の耐久度があるテクスター金物を接合部に採用しているので、長期に渡って安心して暮らす事が出来そうです。どのモデルを選んでも「耐震等級3相当」なのも◎ですね。
・気密性能:C値0.61
アイフルホームはローコスト住宅の中でも気密性・断熱性に注力しているハウスメーカーです。特に上位グレードに関しては「UA値0.30」と一条工務店に迫る高断熱仕様ですが、その分価格も高くなります。中間グレードの断熱仕様でも「UA値0.44」を実現しているので、高断熱住宅を実感出来るのではないでしょうか。ちなみに使用している断熱材は上位グレードならネオマフォーム、ベーシック仕様の場合はグラスウールです。予算が許すなら上位グレード以上を狙いたいですね。
・保証延長条件:10年毎有償点検・有償工事
アイフルホームで新築した場合の初期保証は10年間。これは品格法で定められた最低限の保証期間です。保証延長制度は構造及び防水に関する部分で最長30年間です。10年目以降の有料定期メンテナンスを受ける事で、30年目まで保証期間を延長する事が出来ます。尚、長期継続点検に関しては60年迄延長する事も可能です。
アイフルホームで成功した人・失敗した人
アイフルホームは全国の工務店とフランチャイズ契約を結び、余計な中間マージンをカットする事でコスト削減を行っています。評判の良いLIXIL製品が標準装備なのも大きな強みですね。ですが実際に契約を結ぶのも施工するのも地元の工務店なので、加盟店によって「差」が出来易いといったデメリットもあります。またフランチャイズ加盟店が倒産してしまった場合の保証やアフターサービスに関しても不安がありますね。アイフルホームは、ローコスト住宅の中では高気密高断熱住宅を手掛けていますが、ローコスト住宅の中では比較的価格は高めです。グレードの高い仕様で新築しようと思うと、ミドルコスト以上の価格になってしまいます。拘り過ぎると瞬く間に予算オーバーになるので注意しましょう。
・標準仕様でも本体価格1500万円以上になるケースが多いので、ミドルクラス以上のハウスメーカーと競合しておく
・加盟店が倒産した場合の保証・アフターサービスについて事前に確認しておく
もっと詳しくアイフルホームの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング3位 アイ工務店
アイ工務店の工法:木造軸組工法
アイ工務店は2010年設立の若い企業ですが、設立6年目に年商100億円を突破、3年連続で売上伸び率が全国1位と飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長しているハウスメーカーです。1mm単位の自由設計を実現する「パーソナルモジュール」と住宅性能表示7項目で最高等級の品質確保しながらも「大手ハウスメーカーより約30%安くできる」を掲げていますので、人気になるのも頷ける所ですね。性能は下がりますが価格を抑えたモデル「プライエ」などもあります。
アイ工務店では金物併用工法や最高ランクとなる壁倍率5倍の耐力壁、剛床構造などを採用する事で頑丈な構造躯体を実現しています。また耐震設計診断システムを行い、「偏心率」を用いた診断を行いながら設計・施工を行っています。設計の自由度を保ちながら「耐震等級3」を確保しています。
・気密性能:C値0.8相当
アイ工務店は硬質ウレタンフォーム吹付断熱を標準採用しているので、隙間なく断熱材を施工する事が出来ます。窓断熱にも注力していて、高性能断熱サッシ+複層Low-Eガラス(アルゴンガス入り)が標準仕様。UA値やC値を公式に公表している訳ではありませんが、2020年からZEH仕様が標準仕様となりましたので、気密性・断熱性は更に強化されたと考えて良いでしょう。
・保証延長条件:-
アイ工務店は2021年に保証制度の見直しが行われました。構造部分及び防水性能部分の初期保証期間が20年です。これはアイ工務店の価格帯で考えればかなり優秀な保証内容と考える事が出来ます。但し、ネット上の口コミなどでは相変わらずアフターに対する不満が多い印象なので、その点は慎重にチェックされる事を推奨します。
アイ工務店で成功した人・失敗した人
アイ工務店は2010年に設立された若い会社で、新築住宅着工数が年々減少する中、3年連続で売上伸び率が全国1位になるなど、急成長しているハウスメーカーです。これだけの急成長となれば、営業マンへの教育が行き届いていない可能性がありますし、ノルマも厳しい事が予想されますね。施工業者に関しても、外国人労働者多いなどの声も挙がっていますね。人種差別をする訳ではありませんが、住宅設備や資材など、日本語で書かれた取扱説明書をキチンと理解した上で施工を行っているのかなど、不安な点は拭えないですよね。大手ハウスメーカーより30%安くする以上はあらゆる面でコスト削減が行われていると考えるべきでしょう。
・施工現場にはマメに足を運び、不備が無いか細かくチェックする。
もっと詳しくアイ工務店の事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング4位 タマホーム
タマホームの工法:木造軸組工法
ローコスト住宅の代表格と言えば「タマホーム」が有名です。
価格の安さだけではなく、住宅性能にも拘っていて、長期優良住宅認定基準が標準仕様となる「大安心の家」が大ヒットしています。商品によって価格差はありますが、平均坪単価は40万円~50万円がボリュームゾーン。ローコスト住宅として見れば高いですが、品質の良さや住宅性能の高さに定評があります。また、タマホームの認知度は全国区ですが、その大きな理由の一つがテレビCMなどの広告展開です。当然、その広告費は坪単価に上乗せされている事になりますので、少々割高に感じるかもしれません。価格を抑えたい場合は下位グレードの「木麗な家」なども考えておきたいですね。
タマホームは木造軸組工法に耐力面材や剛床工法を組み合わせる事で構造躯体の強度を保っています。基本的に全ての商品で「耐震等級3」をクリアしているので、ローコスト住宅の中でも地震に対しての安心感はあると思います。コストの掛かる実大実験も積極的に行っているので、机上の計算だけではなく実際の地震の揺れに強い家を作っている点は高評価出来ると思います。
・気密性:表記なし
断熱性能に関してはネット上でもあまり評判が良くないようで、調べてみると公式ホームページ上でもUA値の表記はありませんでした。但し、平成25年度の省エネ基準を標準仕様でクリアしているので、断熱性能は「UA値0.87」はクリアしているものと考えられます。断熱材はグラスウールを採用、オプションで吹付断熱に変更可です。
・保証延長制度:最長60年
・保証延長条件:5年毎無償点検・10年毎有償補修
タマホームで新築した場合の初期保証は10年間。これは品確法で定められた最低限の初期保証期間となります。但しタマホームでは保証延長制度を採用しており、長期優良住宅の認定を取得した場合は、有償のメンテナンスを受ける事で最大60年間まで保証期間を延長する事が出来ます。保証延長制度に関してはミドルクラス以上のハウスメーカーに比肩する待遇を用意しています。
タマホームで成功した人・失敗した人
タマホームは価格を抑える為にあらゆる施策が取り入れられていて、特に顕著なのが「労務費の削減」です。営業マン一人あたりに抱える顧客が非常に多く、打ち合わせ回数も限られてしまうので理想の家を一緒に創って行くという行程が他社に比べると薄くなってしまいます。また問屋や仲介業者を通さずに直接施工管理を行うシステムを採用していて、「労務費」を抑えられる反面、施工管理者がいくつもの現場を掛け持ちをする事が多いのが心配です。タマホームでは豊富な年間着工数を武器に、住宅資材や設備などを一括購入する事で価格を抑えているので、標準仕様から外れるとオプション価格が一気に高くなる傾向にあります。標準仕様のままならコスパ優秀ですが、あれこれ変更しようとすると予算オーバーになり易いので注意が必要です。
・断熱性を重視する方は断熱材や窓断熱のオプション採用を検討する
・標準仕様でも本体価格1500万円以上になるケースが多いので、ミドルクラス以上のハウスメーカーと競合しておく
もっと詳しくタマホームの事を知りたい方は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング5位 アエラホーム
アエラホームの工法:木造軸組工法
アエラホームはかつては坪単価26万円台の超ローコスト住宅を販売していましたが、住宅性能を重視した家づくりに方針転換しています。主力商品の「クラージュ」は、国が定める住宅性能表示制度で7項目が最高等級を取得、2014年のハウスオブザイヤー・インエナジーの大賞を受賞しているように、住宅業界からの評価も高いです。但し、「クラージュ」の場合は坪単価50万円以上になってしまうので、価格を抑えたいなら下位グレードにあたる「プレスト」や「コスパス」を検討しましょう。尚、「コスパス」でも長期優良住宅に対応しているのでコスパ優秀です。
アエラストロング工法と呼ばれる特殊工法を採用していて、通常の1.5倍にあたる基礎幅や1.31倍の4寸角を採用するなど、基礎構造部分にしっかりコストを掛けた家づくりを行っています。更に在来工法に壁倍率4倍の耐力壁、耐震金物を組み合わせる事で耐震等級3を取得しています。頑丈な地震に強い家に期待出来そうです。
気密性能:C値0.47(クラージュ)
アエラホームの中間グレードにあたる「プレスト」はダブル断熱工法を採用しているので「UA値0.43」を実現しています。下位グレードの「コスパス」はUA値の公表は行ってませんが充填断熱を採用しているので、相応の断熱性能に期待出来るのではないでしょうか。建物の隙間を気密テープで塞ぐので気密性は高く「クラージュ」のC値に関しては《一条工務店》を凌ぐ性能です。
保証延長条件:20年目迄は10年毎、以降は5年毎の無料点検・有償工事
アエラホームの初期保証は10年間。これは法律で定められた最低ラインの初期保証しか行っていない事になります。但し、保証延長制度は最長60年と長く設定しています。それだけ構造躯体や住宅性能に自信があるのでしょう。尚、保証延長を行う為には10年毎の有償メンテナンスが必要になります。
アエラホームで成功した人・失敗した人
アエラホームは住宅業界屈指の高気密高断熱住宅を販売していますが、主力商品の「クラージュ」は坪単価60万円超が当たり前のようで、完全に競合はミドルクラス以上の大手ハウスメーカーとなります。正直なところ、そこまでお金を出すなら大手を選んでおいた方が無難かもしれませんね。坪単価50万円以下で狙うなら「コスパス」になりますが、価格相応な品質になる事は否めません。この価格帯で機能性とデザイン性を両立するのは難しいですね。尚、ネット上の口コミを見ると営業マンや施工業者の評判があまり良くないようです。
・「プレスト」「クラージュ」は価格が高いのでミドルクラス以上が競合になります。良く比較しておきましょう!
もっと詳しくアエラホームの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング6位 クレバリーホーム
クレバリーホームの工法:木造軸組工法
クレバリーホームは株式会社新昭和が手掛けるフランチャイズチェーン専門の住宅ブランドです。大きな特徴としては外壁タイルが標準仕様である事が挙げられると思います。外壁タイルはメンテナンス費用を抑えられるだけではなく、外観に重厚感と高級感を与えてくれます。他社で外壁タイルを採用した場合は、オプション費用数百万円は当たり前なので、標準仕様で採用する事が出来るクレバリーホームはコストパフォーマンスの面で優秀と考える事が出来ると思います。全国170の加盟店があり、年間着工数3000棟以上の実績もありますので信頼感という意味も検討に加えておきたいローコスト住宅メーカーですね。坪単価50万円以下で検討するなら下位グレードにあたる「RXシリーズ」が狙い目です。
クレバリーホームは在来工法(木造軸組工法)にSPG構造やモノコック構造を融合した「プレミアム・ハイブリッド構法」を採用しています。1階から2階へ貫く通し柱や六面体で支えるモノコック構造を採用する事で耐震性の向上へ注力しています。実物大の耐震実験も積極的に行っていますが、耐震等級に関する記述は公式ホームページ上では確認する事が出来ませんでした。クレバリーホームといえば外壁タイルですが、タイル材は一般的なサイディング外壁に比べて重たいので、耐震等級3相当の性能を確保するには制約が大きくなるのでしょう。
気密性能:表記なし
クレバリーホームは加盟工務店によって断熱仕様が異なる場合があるので、必ずしも同じ断熱工法を採用している訳ではありませんが、基本的には充填断熱工法を採用しています。更に気密シートを施工するなど、断熱工法に関しては大手ハウスメーカーに比肩する内容で注力しています。スタンダードモデル「CXシリーズ」等のUA値などは記載されてはいませんが、相応の断熱性能に期待出来そうです。またクレバリーホームには高気密高断熱モデル「エネリート」という商品があります。こちらは無機質繊維系断熱材を屋根に300㎜の厚みで採用、壁面には更にフェノールフォームを加えた二重断熱構造、窓は樹脂サッシとする事で、住宅業界屈指の「UA値0.28」を実現しています。但し、こちらのモデルは価格が高いので坪単価50万円では難しいでしょう。
保証延長条件:10年毎の有償工事
クレバリーホームの初期保証期間が10年間。これは法律で定められた最低限の義務期間ですが、価格が価格なので仕方ないと考えるべきでしょう。保証延長制度は最長30年まで延長が可能です。10年目、20年目の有償工事が条件となりますので、相応の費用は必要になると考えた方が無難です。但し、外壁タイル材は一般的なサイディング外壁に比べるとメンテナンス費用が掛かりませんので、トータル的なライフサイクルコストで考えた場合はお得に感じるかもしれません。
クレバリーホームで成功した人・失敗した人
クレバリーホームを検討される方の殆どは「外壁タイル」に興味がある方だと思います。外壁タイルはメリットも多いですが、デメリットもあります。例えば一般的なザイディングに比べて、タイル外壁の重量は約1.8倍程の重量があります。その為、クレバリーホームでは通し柱を採用したりモノコック構造を採用するなどしていますが、木造住宅で重い外壁タイルを採用すれば地震時に大きく揺れる事にもなりますので、間取りやデザインに制約が多くなります。自由な間取り設計を行えない可能性もあるので、その点を妥協出来るかどうかもポイントです。また、豪華な外観デザインに対して内装が安っぽいなどの声も多く挙がっています。外観を重視するか内装を重視するかで評価が二分するハウスメーカーだと思います。他社で外壁タイル貼りを採用した場合の価格差を考慮すれば、コストパフォーマンスの面では優秀に感じられるのではないでしょうか。
・ローコスト住宅の中では価格は高め。予算オーバーにならないよう注意しよう
もっと詳しくクレバリーホームの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
それ、本当です!!
あなたの貯金と年収でどの位のマイホームを建てる事が出来るのか「月々支払額」「世帯人数」「建築予定地」から簡単に調べる事が出来ます!大手で安心《LIFULL HOME’S》でチェックしてみましょう!↓↓
ローコスト住宅ランキング7位 桧家住宅
桧屋住宅の工法:木造軸組工法
全館空調「Z空調(ゼックウチョウ)」発売後は3年間で1万棟を超える着工棟数を突破、人気急上昇中のローコスト住宅メーカーです。従来までは高級注文住宅の専売特許的な扱いだった全館空調システムをローコスト住宅でも実現可能な商品として販売した事で大ヒット。他にもオリジナルの高級住宅設備も好評なようです。桧家住宅はある程度の選択肢の中からカスタマイズしていく規格型住宅に近い手法で家づくりを行いますが、下位グレードの「スマート・ワン」なら坪単価50万円以下でも新築が可能です。
桧家住宅は在来工法(木造軸組工法)と壁倍率2.7倍の耐力面材を組み合わせ、柱・梁・床面を一体化させる「剛床工法」を採用しています。また、在来工法の弱点とされる接合部には耐震金物を採用しており、横揺れや建物のねじれに対して強い構造体に仕上げています。長期優良住宅認定に基づく壁量計算で全商品で「耐震等級3(最高等級)」を実現しているそうです。耐震性能においては信頼出来るレベルがあると考えて良さそうです。
気密性能:C値0.7
桧家住宅は全館空調システムを採用しているので、当然住まいの断熱性能にも力を入れているハウスメーカーです。標準仕様で現場発泡断熱材「アクアフォーム」と「アルミ遮熱材」を組み合わせた「ダブル断熱工法」を採用しています。競合他社の多くが有料オプション扱いとなる「吹付断熱」を標準仕様で採用しているのは大きな強みですね。断熱材アクアフォームを開発する日本アクアがヒノキヤグループの傘下に入った為、標準仕様が可能になったようです。尚、「HEAT20推奨仕様」に変更した場合は「UA値0.56~0..34」を実現する事が可能となります。気密性もカタログ値で「C値0.7」、木造住宅としては及第点です。
無料定期点検:5年毎の無償点検・10年毎の有償補修
桧家住宅は重要な構造部分と雨水の侵入を防ぐ部分に対して、無償で受ける事の出来る初期保証を10年に設定しています。これは品確法で定められた最低限の保証です。保証延長制度は10年毎の有料メンテナンスを受ける事で最長30年まで保証期間を延長する事が出来ます。また桧家住宅のオリジナル設備(水回りなど)を採用した場合は、10年間の保証制度を導入しています。住宅設備は壊れやすいので10年間保証があるのは安心出来ると思います。
桧屋住宅で成功した人・失敗した人
桧家住宅といえば全館空調「Z空調(ゼックウチョウ)」ですが、各部屋個別のエアコン設置と違って故障した場合は、直るまでは空調無しの生活を強いられる事になります。デメリット面も考慮した上で検討しましょう。尚、「Z空調(ゼックウチョウ)」の導入は、キャンペーン商品を除いては、約110万円程のオプション価格が必要になります。他にも桧家住宅では、システムキッチンなど水回りを中心に、オリジナルの住宅設備を開発しています。洗練されたデザインで見栄えが良いので欲しくなってしまう人も多いと思いますが、オプション費用はかなり高額になるので注意が必要です。桧家住宅は基本的に内装や設備に全振りしているようなハウスメーカーなので、外観デザインに関しては建売住宅のような物足りないイメージを持たれる方も多いと思います。外観の見栄えの良さを重視したいなら、他のハウスメーカーを検討した方が良いでしょう。
・本体価格は安くても高額な住宅設備で価格を吊り上げられるので、予算オーバーにならないよう気を付ける。
・「青空リビング」や半地下を利用した「なんでもセラー」などは将来的に掛かるメンテナンス費用も考慮する
もっと詳しく桧屋住宅の事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング8位 ヤマト住建
ヤマト住建の工法:木造軸組工法
ヤマト住建は世界基準の住宅性能を目指した「エネージュ」がヒットしています。テレビCMなどの広告費を使わずに、その分家づくりにお金を掛ける方針なので、知名度があまり無いかもしれませんが、「ハウスオブインエナジー」などの受賞歴もあり、ローコストながら実力派のハウスメーカーですね。高気密高断熱住宅として期待出来ますが、フラッグシップモデルの「エネージュUW」は価格も高くなるので、下位グレードにあたる「エネージュIP」や「エネージュSGR」を狙うのが良いでしょう。またヤマト住建では全館空調システム「ユカコシステム」を追加費用100万円程で導入可能です。この全館空調システムは二階に空調室を置く必要がありますが、家全体の空調をルームエアコン1台で管理する事が出来ます。
ヤマト住建は世界基準の住宅性能を目指しているだけあって、耐震性能にも注力しています。在来工法(木造軸組工法)に壁パネルと金物接合を融合させる事で耐震等級3相当の屈強な構造躯体を実現しています。また制震技術として、自動車のショックアブソーバーを開発するビルシュタイン社の開発する住宅専用油圧式ダンパー「エヴォルツ」が採用されています。下位グレードでもキャンペーン商品などは標準装備されている場合もありますのでチェック推奨です。
気密性能:C値1.0以下
ヤマト住建は建物の外側からすっぽりと包み込む「外張り断熱」を採用しており、熱損失の大きな窓断熱には樹脂サッシやトリプルガラスを採用、ヤマト住建のフラッグシップ商品「エネージュUW」では「UA値0.27」と住宅業界トップ級の住宅性能を実現する事が出来ます。尚、坪単価50万円以下で狙えそうな「エネージュIP」などはUA値の掲載はありませんが、同じく外張断熱工法が採用されているので相応の断熱性能に期待出来そうです。
保証延長制度:最長30年
保証延長条件:10年毎の無償点検と有償補修
他のローコスト住宅と同じく初期保証は10年間。これは法律で定められている最低限ギリギリの義務期間です。尚、保証延長制度は最長30年間まで延長可能です。延長の条件は10年毎の有償補修工事を受ける事です。維持費に費用が掛かるのでその点は注意しましょう。また、全館空調を始めとした住宅設備に関してもヤマト住建が10年間の保証を行ってくれます。住宅設備は壊れやすいので、保証があると助かりますね。
ヤマト住建で成功した人・失敗した人
ヤマト住建は世界基準の住宅性能を目指した高気密高断熱住宅を手掛けていますが、本当に世界基準に達しているのはフフラッグシップモデルの「エネージュUW」のみで、下位グレードはそれなりの性能までしか期待出来ないと思います。外観や内装に関しても価格相応感がありますので、安っぽく感じてしまう人は多いかもしれません。ですが外張り断熱「エネージュIP」は建物本体、付帯工事費、諸費用がパッケージングされたワンプライスで1630万円(税抜)で販売されています。判り易い明朗会計なので、予算計画が立て易い点はメリットですね。全館空調の「ユカコシステム」は評判も良さそうなので検討に加えたいですね。
・全館空調「ユカコシステム」は評判が良いですがデメリット面も考慮しておく
・デザイン性などは評判が良くないので他社提案やアイデアを持ちこむのが○
もっと詳しくヤマト住建の事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング9位 レオハウス
レオハウスの工法:木造軸組工法,2×4工法
元々はダスキンで有名な株式会社ナックの住宅部門でしたが、2020年5月にヤマダ電機グループの一員となり、正式名称を「ヤマダレオハウス」に変更しています。オリコン顧客満足度ランキング「金額の納得感」で3年連続1位を獲得するなど、コスパの良さが好評のローコスト住宅メーカーですね。商品構成は「大人気の家COCO」と2×4工法を採用した「大人気の家COCOダブル」、規格住宅の「ハッピーレオハウス」があります。坪単価50万円以下に抑えるなら規格住宅の「ハッピーレオハウス」かベーシックモデルの「大人気の家COCO」ですが、予算が許すなら断熱性能の水準が高い「COCOダブル」も検討したいですね。
レオハウスは価格の安い規格住宅「ハッピーレオハウス」でも耐震等級3を確保しています。自由設計の「大人気の家COCO」の場合は、間取り設計によっては耐震等級3を取得出来ない場合もあるようですが、基本的には耐震等級3相当を確保出来る家づくりを行っていると考えて良さそうです。ちなみにダブル断熱仕様の「大人気の家COCOダブル」では木造2×4工法でモノコック構造を採用しているので、頑丈な構造躯体を実現出来ます。
気密性能:表記なし
上位グレードの「大人気の家COCOダブル」はダブル断熱を採用しており「UA値0.46」を実現しています。標準モデルの方はUA値の公表は行っておらず、標準仕様はグラスウール。あまり期待はしない方が良さそうです。尚、オプションで吹付断熱を採用する事も出来ます。
保証延長条件:10年毎無料点検・有償工事
レオハウスの初期保証期間10年、これは品格法で義務付けされている最低限の期間です。保証延長制度には力を入れていて、最大60年まで延長が可能になります。但し、10年毎の有料メンテナンス工事を実施する事が条件なので、注意しましょう。無料で受けられる定期点検は10年目までで、有償メンテナンを条件とした保証延長制度を延長すれば定期点検も無料になります。要は10年目以降は有料と考えておけば良いと思います。
レオハウスで成功した人・失敗した人
レオハウスは「住宅の価格破壊」を掲げて、低価格住宅路線で着実に着工数を伸ばして来ました。ライバルのタマホームがテレビCMで全国的な認知度を高めたのに対して、レオハウスは口コミや評判で着工数を伸ばしており、価格の安さ、コスパの良さには一定の評判があるようです。ですが、ネット上の評判や口コミを見ると不満の声も多いようで、特に現場施工に不満を感じている人が多いようです。また品質は価格相応、安っぽく感じてしまう人多いようですね。拘りたい部分をグレードアップする事が出来ますが、オプション価格も相応に高額なようです。
・「ベーシック」のままでは品質が安っぽいので、拘りたい部分はグレードアップを検討する
・断熱性を重視するなら「大人気の家COCOダブル」を検討する
もっと詳しくレオハウスの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング10位 サイエンスホーム
サイエンスホームの工法:木造軸組工法
サイエンスホームは日本伝統の「真壁づくり」の注文住宅を手掛けている新進気鋭のハウスメーカーで、僅か4年間で全国120店舗以上が加盟するフランチャイズチェーンに急成長しています。柱を露出した「真壁づくり」と無垢材を採用した洋風なデザインが「大正デザイン」を彷彿とさせるので、若い世代に好評なようです。平均坪単価は45万円~55万円辺りがボリュームゾーンですが、価格以上に高見えするのも人気の理由かもしれません。
サイエンスホームの公式ホームページ上では耐震等級に関する記述はありませんが、加盟店によれば最低でも耐震等級2相当を確保した上で設計士に依頼をしているそうです。間取りやデザインによっては耐震等級3も可能かもしれませんが、基本は耐震等級2相当と考えておけば良いでしょう。
気密性能:C値0.7以下(ZEH仕様)
サイエンスホームは「外張り工法」を採用しているので、基礎~壁~屋根まで構造躯体の外側から断熱材で覆い、魔法瓶のような断熱効果を期待出来ます。断熱材には遮熱効果の高いクランボードを採用しています。千葉県の加盟店によると2020年省エネ基準の「UA値0.6以下」の断熱性能を有しているそうです。また名古屋の加盟店による気密測定結果によるとZEH仕様の家で「C値0.7以下」の結果が出ています。ZEH仕様ならば高気密高断熱住宅と考えて良いかもしれませんね。
保証延長条件:表記なし
サイエンスホームは建てた後の保証やアフターサービスに関して、公式ホームページ上に記載がありません。重要な構造躯体部分と雨水の侵入部分に関しては、法律で10年間の保証が義務付けられているので、10年間の保証は付いていますが、保証延長制度は無いものと考えた方が良さそうです。無料定期点検に関しても記載が無いのは残念ですね。アフターサービスを軽視しているのでしょうか。今後の改善に期待したいですが…。
サイエンスホームで成功した人・失敗した人
サイエンスホームは人が直に触れる部分に高価な無垢材を使用し、見えない部分に安価な資材を採用する事でコストダウンを図っています。また工期を約2分の1に短縮する工法を採用する事で人件費を削減しています。良く言えば合理的ですが、長年暮らす事になるマイホームとして考えると少し不安ですよね。また保証やアフターサービスに関してはしっかりと事前にヒアリングされる事をオススメします。家は建てる前よりも、建てた後の方がトラブルも多いので必須事項です。
・吹き抜けや大空間リビングなどを採用する場合は、断熱材のグレードアップなどを検討する。
もっと詳しくサイエンスホームの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
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ローコスト住宅ランキング11位 エースホーム
エースホームの工法:木造軸組工法
エースホームはヤマダ電機グループと住宅設備大手のLIXILグループの共同出資で設立された住宅フランチャイズチェーンですが、2020年にダスキンを手掛ける株式会社ナックが取得し、子会社化されています。「美的耐久性」をコンセプトに掲げ、現実感のある大きさや手に届く価格でデザイン性の高い住まいを提供する事をコンセプトに掲げたローコスト住宅メーカーです。外装もカタログ通りに再現し、内装は若い世代に人気のヴィンテージ調のものを用意するなど、20代~30代をターゲットにした販売を行っている印象です。また住宅設備関しても標準仕様で高品質なLIXIL製のものが採用されているのも魅力の一つです。
エースホームでは木造軸組工法を採用しています、接合部に「テックワンP3」と呼ばれる強度の高い接合金物を標準採用しています。また構造に関しても六面体で支える「モノコック構造」と、壁倍率5倍の耐力壁と筋交いを採用した「デルタ構造」の好きな方を選択する事が出来るので、間取りの設計やデザインに自由度を持たせる事が可能です。尚、どちらの構造を選んでも耐震等級3(最高等級)になるので安心ですね。
気密性能:C値1.1相当
エースホームは加盟店によって採用されている断熱工法は異なりますが、基本的には「吹付断熱工法」か「高性能グラスウール」が採用されています。エースホームが特に力を入れているのが窓断熱で、LIXIL製の中でもグレードの高い「エルスター」シリーズが標準採用されています。ZEH基準レベルの「4~7地域」の断熱性能をクリアしているので「UA値0.60以下」の断熱性能は確保していると考えて良いでしょう。尚、気密性能に関しては大阪の加盟店が実測でC値1.1の測定結果を公表しています。一棟一棟の設計や間取りによって差が出るとは思いますが、基準として考えて良いと思います。
保証延長条件:10年目以降の無償点検・有償補修
エースホームの初期保証期間は10年間、これは法律で定められた義務期間です。また保証延長制度に関しては最長20年まで延長が可能です。条件は10年目以降の無償点検と有償補修工事を受ける事。但し、保証やアフターサービスを実際に行うのは加盟の工務店になります。もし新築した後に工務店が倒産してしまった場合の保証やアフターサービスの責任の所在などについては、事前に必ず確認するようにしましょう。
エースホームで成功した人・失敗した人
エースホームは加盟店とフランチャイズ契約を結び、余計な中間マージンをカットしてコスト削減を行っています。高性能なLIXIL製品を標準装備として採用出来るのも強調材料なローコスト住宅メーカーです。但し、実際に施工を行うのは加盟の工務店なので施工技術やサービスに差が出てしまうのは考慮するようにしましょう。エースホームは基本的にカタログに掲載されている外観や内装デザインを標準仕様のままでも再現する事が可能です。特に外観に関しては多様なデザインが用意されているので、坪単価の低いモデルでも好みに合ったものを選ぶ事が出来るでしょう。但し、間取りの自由度は低くなるので、ある程度の妥協は必要になると思います。
・保証やアフターサービスについて事前にしっかりヒアリングしておく。加盟店が倒産した場合も含めて。
もっと詳しくエースホームの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング12位 ヤマダホームズ
ヤマダホームズの工法:木質パネル工法,木造2×6工法
ヤマダホームズは家電量販店のヤマダ電機グループの完全子会社になります。高級注文住宅から、坪単価50万円以下のローコスト住宅まで、幅広い価格の商品を展開しています。「ストレストスキンパネル」と呼ばれる木質パネルを工場で製造して現場へ輸送し、現地で組み立てる木造プレハブ工法を採用しているので、品質に差が出にくく雨天時の施工にも不安が少ないのが大きなメリットです。「スーパーフル装備」のオプションは、家具や家電、ルームエアコンやLED照明に至るまで全てコミコミ価格で購入する事が出来ます。ヤマダ電機の店舗で対象品の中から好きなものを選ぶ事が出来るのも好評な理由ですね。ヤマダホームズでは「ハイクラス」「プレミアム」「ベーシック」と価格帯で3段階に分かれていますが、坪単価50万円以下で狙うなら「ベーシック」の商品になります。「フェリディア-エル」と「ウッドセレクション」が対象ですが、特に規格住宅型の「ウッドセレクション」ならコストパフォーマンスの良さを実感出来ると思います。
ヤマダホームズでは2階建て以下の住居なら、どの価格帯の商品を選んでも「耐震等級3(最高等級)」の取得が可能です。但し、3階建て住宅などでは耐震等級3を取得出来ないケースもありますので注意が必要です。ヤマダホームズのベーシックモデルでは在来工法(木造軸組工法)に構造用金物、更に耐力面材をはる事で建物の強度を高めています。また柱や土台部分などの重要箇所には檜材を採用するなど、目に見えない部分にコストを掛けてくれるのは安心感がありますね。制震ダンパーもオプションで採用する事が出来ますが、30万円以上の追加費用が必要です。
気密性能:表記なし
ヤマダホームズでは高性能グラスウールか吹付断熱を選ぶ事が出来ます。断熱性能・気密性能を重視するなら吹付断熱の方が効果的です。UA値に関しては明確な表示はありませんが、次世代省エネ基準に対応とありますので、最低でも「UA値0.87以上」はあると考えて良いでしょう。気密性に関しても記載がありません。断熱性や気密性に自信があれば数値として公表すると思いますので、ヤマダホームズは断熱性・気密性に関してはそこまで注力していないハウスメーカーと考える事も出来ると思います。
保証延長条件:10年目以降10年毎の有償補修
ヤマダホームズの初期保証は10年間、法律で定められた最低限の義務期間となりますが、保証延長制度は長く60年迄延長可能となります。10年毎の有償補修工事を受ける事で保証期間の延長が可能(防蟻のみ5年毎)で、無料定期点検は保証延長期間が続く限り継続される形となります。無償定期点検は有償補修工事を行う為のものではありますが、それでも専門知識のあるプロが定期的に無料で点検を行ってくれるというのは安心感があると思います。ローコスト住宅メーカーの中では、アフターサービスは厚遇と考えて良いのではないでしょうか。
ヤマダホームズで成功した人・失敗した人
ヤマダホームズは家電量販店ヤマダ電機のイメージが強いですが、元は高級注文住宅を手掛けていた「エス・バイ・エル」が前身なので技術力は備わっています。その遺伝子はハイクラス商品などに活かされています。坪単価50万円以下となるベーシックモデルは、色々な面でグレードダウンしている点は否めませんが、それでも十分上質な住まいを実現出来る可能性は高いでしょう。但し、断熱性能に関してはネット上でもそれ程評判が良くありませんので、予算が許すなら断熱材や窓断熱のグレードアップは検討した方が良いかもしれません。
・予算が許すなら断熱材や窓断熱のオプション採用を検討する
・施工現場にはマメに足を運び、不備が無いか細かくチェックする。
もっと詳しくヤマダホームズの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング13位 泉北ホーム
泉北ホームの工法:木造2×4工法
泉北ホームは大阪府下では11年連続施工等数1位(2×4工法3階建て部門)の実績がある大阪地盤のハウスメーカーです。他社では有料オプション扱いとなる豪華オプションを全て標準装備とした「フル装備の家」が人気です。予算に合わせて「プレミアム」「メジャー」「スマイル」の3段階のグレードに分けられているので、一番価格の安い「スマイルパッケージ」なら標準モデルで本体価格1555万円(しかも税込)から購入可能となります。坪単価50万円以下を目指すならギリギリのラインとはなりますが、近畿圏在住の方は検討に加えておきたいハウスメーカーです。
泉北ホームは耐震性能にも注力していて、どのグレードを選んでも全棟耐震等級3(最高等級)を取得しています。地震に強いとされる木造2×4工法を採用していますが、それだけではなく「許容応力度計算」による構造計算を行っています。木造住宅の2階建て以下の場合は構造計算の必要は無いとされていますが、泉北ホームでは全棟で実施。更に一般的な「壁量計算」ではなく、信頼性が高いとされるy「許容応力度計算」まで行ってくれます。ローコスト住宅でここまでしてくれる姿勢はプラス評価ですね。
気密性能:C値1.4
泉北ホームでは現場発泡型の吹付断熱を採用しています。隙間無く施工する事が出来るので、断熱性・気密性共に高い性能に期待する事が出来ます。尚、公表されている「UA値0.58」は2030年ZEH断熱基準をクリアしています。グレードの低い「スマイルパッケージ」でもしっかりクリアしているので安心ですね。気密性に関しても泉北ホームでは「C値1.4以下」である事を公表しています。北海道エリアの基準が「C値2.0以下」である事を考慮すれば、近畿圏なら十分な気密性と考える事が出来ると思います。
保証延長条件:10年目以降5年毎の有償点検・補修
泉北ホームの初期保証は10年間。これは法律で定められた最低限の初期保証期間となりますが、保証延長制度は最長で30年まで延長する事が出来ます。条件は10年目以降の5年毎の有償点検と必要に応じた有償補修です。5年毎の有償点検が必要になるので、ランニングコスト的にはあまり条件が良いとは言い難いかもしれません。尚、無料の定期点検は10年目迄となっています。
泉北ホームで成功した人・失敗した人
泉北ホームの「フル装備の家」は太陽光発電システムや省エネルームエアコン、照明などがコミコミ価格とはなっていますが、他は住宅仕様に関するものが多く「フル装備」という割には少し物足りない印象です。それでも耐震性能の高さや近畿圏では十分な断熱性・気密性を考慮すれば十分コストパフォーマンスに優れた住まいと考える事が出来ます。一番グレードの低い「スマイルパッケージ」でも2030年ZEH基準をクリアしているのはプラス評価出来るのではないでしょうか。スマイルパッケージの価格は「税込み価格」である分を差し引けば、坪単価50万円以下は十分視野に入って来るでしょう。但し、ギリギリになるので競合他社と十分比較検討を行い、値引き交渉を優位に進めたいですね。
・住宅性能は平均以上あるので、設備などでサービスを引き出せないか交渉したい
・初期費用だけではなく、定期点検費用などのライフサイクルコストも考慮しておく
もっと詳しく泉北ホームの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング14位 富士住建
富士住建の工法:木造軸組工法,木造2×4工法
関東圏ではお馴染みの富士住建は埼玉県に本社を構える住宅メーカーです。他社では有料オプションとなるような豪華オプションを、全てコミコミパッケージにした「完全フル装備の家」一本の商品構成で、コストパフォーマンスに優れた住まいを提供しています。例えば「食器洗い乾燥機」や「1.5坪のシステムバスルーム」、「太陽光発電システム」なども全てコミコミ価格。また入居後に出費がバカにならない「各部屋のルームエアコン」や「LED照明」「カーテン」まで全てコミコミの価格で販売しているので、実質の本体価格は他社と比較した場合相当安く感じられると思います。尚、富士住建では「木造軸組工法」と「木造2×4工法」の好きな工法を選ぶ事が出来ますが、どちらの工法を選んだ場合でも「完全フル装備の家」になります。
富士住建の「完全フル装備の家」は好きな工法に加えて好きな構造を選ぶ事が出来ますが、在来工法を選んだ場合は「J-WOOD構造」か「檜4寸構造」、2×4工法を選んだ場合は「Fパネル構造」が採用されます。どちらも頑丈な住居を実現しているのですが、耐震等級2相当です。富士住建は基本的に自由設計になるのですが、間取りや設計に制限を設ければ耐震等級3の取得も難しくないそうです。尚、耐震等級3を取得したい場合は追加費用で20万円程必要になります。
気密性能:C値1.0前後(発泡断熱仕様の場合)
富士住建の標準仕様では、在来工法を選んだ場合は「105㎜」、2×4工法を選んだ場合は「89㎜」の高性能グラスウールが断熱材として採用されています。標準仕様のままでは断熱材もイマイチな印象ですが、オプション(坪単価+1万円強)で断熱材を現場発泡タイプの断熱材に変更する「断熱くん」を採用する事が出来ます。断熱性能を重視するならこのオプションは検討するようにしましょう。尚、発泡断熱材を採用した場合は「C値1.0前後」を実現する事が出来ます。UA値は公表されていないので正確な数値は分かりませんが、完全フル装備の家は「樹脂サッシ」が最初から標準装備されているので、発泡断熱のオプションを採用すれば、そこそこの断熱性能は確保する事が出来そうです。気になる方は事前にヒアリングを行うようにしましょう。
保証延長条件:3年目以降の有料点検・10年目の有料補修
富士住建の初期保証は10年間、法律で定められた最低限の義務期間となります。保証延長制度は最長20年間で、3年目以降の有料点検及び10年目の有料補修工事が必要となります。富士住建は引き渡し後2年目迄しか無料点検を行ってくれないので注意が必要です。他社の多くは10年目迄は無料点検を行っているところが殆どなので、富士住建は保証・アフターサービスでは他社より大きく劣っていると考えて良いでしょう。今後の改善に期待したいところですが…。
富士住建で成功した人・失敗した人
最大の特徴は豪華設備がフルパッケージングされた「完全フル装備の家」です。富士住建ではこれら豪華設備を一括購入で安く仕入れていますので、価格を抑えながらもローコスト価格で販売する事が出来ています。但し、人件費などの「労務費」も大きく削られている事が予想されますので、現場施工などは注意が必要です。また「完全フル装備の家」に付いている豪華設備も余剰設備になってしまう可能性もあります。例えば1.5坪のシステムバスルームは広い土地があれば満足度も高いですが、狭い土地の場合は逆に邪魔に感じてしまうケースもあるでしょう。バスルームを通常の大きさにしたい場合は余計な費用も発生してしまうので、そういったデメリット面も考慮すべきです。価格的には坪単価50万円は超えてしまうかもしれませんが、後から設置する必要のあるルームエアコンや照明、カーテンレール等の費用分は差し引いて考えたいですね。
・標準仕様のままでは断熱性能が弱いので「断熱くん(吹付断熱)」の採用を検討する
・施工現場には何度も足を運んでチェックする
・アフターサービスが手薄なので、自分で点検を行うなど知識が必要
もっと詳しく富士住建の事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング15位 秀光ビルド
秀光ビルドの工法:木造軸組工法
2017年3月に週刊文春から「欠陥住宅」のスクープが報じられた話題のローコスト住宅メーカーです。あの報道を受けて、秀光ビルドでは第三者機関による全10回に渡る検査・写真公開を行うなど、欠陥工事が行われないよう改善策を発表しています。秀光ビルドは住宅業界屈指のローコスト住宅を販売しており、基本的には明朗会計。本体価格も「フルサポートコミコミ価格」として堂々公開している珍しいハスウメーカーです。一説によると、住宅業界のニトリを目指しているとかいないとか。尚、価格のほうは規格住宅の場合は本体価格907万円から販売しており、自由設計の「UL」は本体価格1006万円、上位グレードの「SHQ」は本体価格1146万円から販売していますが、建坪の大きさによって価格は上乗せされていくので、実際にこの価格で新築出来る訳ではないと考えておきましょう。住宅性能や住み心地、災害への強さを考慮するなら、最低でも上位グレードの「SHQ」を推奨したいです。
秀光ビルドの公式ホームページ上では、残念ながら耐震等級に関する記載はなく、実際にヒアリングしてみると、建築基準法ギリギリの耐震等級1が基本で、オプションで制震技術「SKダンパー」を追加する事で耐震等級2相当の耐震性を確保する事が出来るそうです。在来工法の筋交い部分に「SKダンパー」を採用する仕組みで、上位グレードの「SHQ」には標準装備されています。もし基本グレードの「UL」や規格住宅で新築を検討する場合は追加費用40万円程で「SKダンパー」を採用する事が出来ます。この制震ダンパーを採用しなかった場合は、耐震性能が建築基準法ギリギリになってしまいます。家族を地震から守る為にも、最低限オプションを採用するようにしましょう。
気密性能:表記なし
秀光ビルドは全棟標準で、発泡ウレタン吹付断熱を採用しています。壁や柱の隙間無く施工する事が出来るので、断熱性・気密性に期待が出来ます。但し、断熱材の厚みは壁80ミリ、屋根90ミリとお世辞にも分厚い施工とは言い難いです。特に屋根断熱に関しては他社の場合、200ミリ施工するところもありますので、断熱材の増量は検討すべき項目だと思います。尚、上位グレードの「SHQ」は窓断熱にLIXIL制の「サーモスⅡ-H」が標準装備されています。価格が安いのにこのような高性能製品を採用しているところが秀光ビルドが人気の理由でしょうか。尚、断熱性能・気密性能を現す「UA値」「C値」の記載はなく、直接ヒアリングしても「一棟一棟数値が異なる」為、明確な答えを聞く事は出来ませんでした。
保証延長条件:30年プランに追加費用で加入
秀光ビルドの初期保証は法律で定められた最低限の10年間ですが、保証延長制度に関しては最長で30年目迄延長が可能で、先に「最長30年保証プラン」に加入する事で延長可能になります。30年延長プランへの加入には平米数で費用が異なり、「100平米以下」の場合は「47,630円」で加入する事が出来ます。但し、無料点検を行いい不具合が見つかった場合には別途補修費用が必要になるので注意が必要です。尚、しろあり保証の延長も行う場合は更に「4万円」の延長費用が発生するので覚えておきましょう。
秀光ビルドで成功した人・失敗した人
秀光ビルドは2017年の週刊文春の「欠陥住宅」報道を受けて、第三者機関による全10回に渡る検査・写真公開などを義務付け、クレームのあった現場作業者は二度と採用しない事などの改善策を発表しています。以降は安心感が出たのか、価格の安さもあり大人気。人口の多い関東圏に参入していないにも関わらず、年間着工数3000を超えているそうです。ボロ家で有名だったお笑い芸人サンシャイン池崎さんのご実家を建て直した事も広告効果に大きく寄与したのかもしれませんね。秀光ビルドはとにかく価格を安くする為にあらゆるコストを削っていますので、快適に過ごす為には断熱性の強化や安全に暮らす為の耐震性の強化は必須と考えた方が良いでしょう。特に耐震性においては、制震ダンパーを採用しなかった場合はかなり頼りない造りなので、これはもう必須レベルです。つまり本体価格にプラスしてオプション費用も予算計画に含めた上でマイホーム計画を立てる事をおすすめします。
・標準仕様のままでは断熱性能も頼りない。特に屋根断熱のグレードアップは優先的に検討しよう
・予算に余裕があるなら、上位グレードの「SHQ」を選んでおいた方が無難
もっと詳しく秀光ビルドの事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
それ、本当です!!
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ローコスト住宅ランキング16位 アイダ設計
アイダ設計の工法:木造軸組工法
「555万円の家」のテレビCMで一躍有名になった事もあり、ローコスト住宅の代名詞的なアイダ設計ですが、今は少し価格を上げて住宅性能も重視した家づくりを行っています。それでも競合他社よりも価格は比較的安めで、アイダ設計の主力商品「ブラーボスタンダード」で契約した7割以上の人が本体価格1500万円以下で新築しているそうです。安さの理由は年間2700棟施工の強みを活かした資材や設備の一括購入や、必要最低限の快適装備以外はコストを掛けない家づくりを行う事。例えばアイダ設計では内装の壁紙は白系しか選ぶ事が出来ないなどの制限も多く、注文住宅としての自由度はあまり感じる事は出来ないかもしれません。それでも間取りは自由に決める事が出来るので、建売住宅に限りなく近い注文住宅をイメージすれば分かり易いかもしれません。
アイダ設計は耐震性には力を入れていて、震度7クラスの耐震実験をクリアした事を公式ホームページ上にも掲載しています。机上の計算だけではなく、実際の建物で行う耐震実験はやはり信頼性が高いと考える事が出来るでしょう。但し、アイダ設計は上位グレード商品では「耐震等級3」を明言していますが、低価格プランでは残念ながら耐震等級に関する記述は一切ありませんでした。ローコスト住宅メーカーで実大実験を行っているハウスメーカー自体が少ないので、耐震性能に関して注力している事を伺わせますが、全てのプランで国が定めた住宅性能表示の耐震等級の表記を行った方が、施主も安心出来ると思います。耐震等級取得の為には費用が発生する為、敢えて触れていないのだとは思いますが、気になる方は担当の営業マンに事前にヒアリングされる事を推奨致します。
気密性能:C値1.7(ブラーボゼネクト)
アイダ設計のZEH仕様住宅「ブラーボ・ゼネクト」は「UA値0.46以下」を指標としています。この数値は次世代省エネ基準における北海道の断熱基準と同等の値を示している事になります。このモデルは断熱材「硬質ウレタンフォーム」と一体型の高性能オリジナルパネルを採用しており、更に柱と壁の隙間を現場発泡断熱で埋める事で、高い気密性も実現しています。但し、こちらはあくまでZEH仕様の特別モデル。価格も相応に高くなるので注意が必要です。一番の主力商品である「ブラーボスタンダード」では一般的なグラスウールを断熱材で採用しているので相応に断熱効果は低くなります。断熱性能を重視したい方は予算が許すなら「ブラーボ・ゼネクト」を検討した方が良いでしょう。
保証延長条件:5年毎の有償点検補修
アイダ設計はローコスト住宅の中でも価格が安めのハウスメーカーなので、保証やアフターサービスは気になりますよね。初期保証期間は10年間、これは法律ギリギリのラインですが殆どのローコスト住宅メーカーが10年間なので仕方ないのかもしれません。保証延長制度は10年目以降から5年毎の有償点検と補修を受ける事で保証期間を延長する事が出来ます。但し、10年目迄の無料定期点検期間に関してはネット上では「全然連絡が来ない」といった声も多く挙がっているので注意が必要ですね。事前に約束したアフターサービスをキチンと行ってくれるかどうかは、その会社への信頼感にも繋がります。現在は改善されているのかどうか、担当の営業マンにキチンと確認を取るようにしましょう。
アイダ設計で成功した人・失敗した人
アイダ設計は価格の安さを前面に推し出したハウスメーカーなので、「安かろう悪かろう」といったイメージをお持ちの方も多いと思います。ですが、近年は住宅性能を重視した家づくりへとシフトしつつもあるようです。特にZEH仕様となる「ブラーボ・ゼネクト」の断熱・気密性能は掛け値無しに優秀に感じますし、それで価格を抑えているのは評価すべきポイントです。但し、あくまでもカタログスペック値なので、現場へ何度も足を運び施工状況をチェックしておくのが無難だと思います。間取りのカスタマイズこそは可能ですが、注文住宅最大の醍醐味である造作やデザインなどの拘りを実現する事は難しく、とにかく価格を安く家を建てたい人向きのハウスメーカーだと思います。
・定期点検などの時期と回数をキチンと事前に確認する
・予算が許すならZEH仕様「ブラーボ・ゼネクト」を検討した方が無難
もっと詳しくアイダ設計の事を知りたい人は下記特集ページを読んでみて下さい。
ローコスト住宅ランキング17位 ゼロキューブ
ゼロキューブの工法:木造2×4工法
ゼロキューブは大分県に本社を置く株式会社ベツダイが全国展開するフランチャイズチェーン「ライフレーベル」のブランド商品名です。キューブ型の外観デザインに正方形の窓を配した都会的でスタイリッシュな外観デザインが最大のウリになります。またローコスト住宅では珍しく木造2×4工法を採用していますが、加盟の工務店によっては在来工法を採用しているケースもあるようです。本体価格1000万円と驚きの低価格で宣伝しているハウスメーカーですが、ゼロキューブのベースモデルから追加費用を支払いカスタマイズをして行くので、蓋を開けてみれば本体価格1500万円辺りになるのは当たり前のようで、特別価格が安い訳ではないので注意しましょう。基本モデルの他に米国西海岸をイメージさせる「ゼロキューブマリブ」や中庭のある間取りが人気の「ゼロキューブ回(カイ)」などのコラボモデルもありますが、坪単価50万円以下は難しいでしょう。
ゼロキューブは全国に160以上もの加盟店があり、標準仕様においてもそれぞれの加盟店で個性を出している傾向にあります。例えば、基本的には木造2×4工法がゼロキューブの基本工法になりますが、加盟店によっては在来工法(木造軸組工法)を選択する事が出来たりします。耐震工法に関しても各加盟店によって差があり、耐震等級2~3相当と工法や加盟店によって耐震等級に差があるようなので、耐震等級が気になる方は、契約を進める工務店と念入りに打ち合わせを行うようにしましょう。基本的に木造2×4工法は外力に強い特徴があるので、相応の耐震性があると考える事が出来ます。
気密性能:C値0.4(発泡断熱仕様の場合)
ゼロキューブは断熱工法においても加盟店によって差がありますので、加盟店次第では高気密高断熱も可能ですし、逆も然りです。基本的にはグラスウールよりも吹付断熱を採用した方が断熱性・気密性は向上します。木造2×4工法は気密性に優れた工法で、熊本の加盟店が実際に行った気密測定では「C値0.4」を達成したそうです。アイシネンの発泡ウレタン断熱材仕様の場合との事ですが、かなり優秀な数値ですね。尚、ゼロキューブではZEH仕様の「ZERO-CUBE+ZEH」という商品も用意しています。内容としては太陽光発電システムやエコキュートを加えた高断熱モデル。こちらのモデルではUA値0.54を達成しているので、断熱性能を重視する方にはおすすめですが、ZEH仕様は追加費用300万円と高額なのがネックです。
保証延長条件:無し
ゼロキューブで保証されている初期保証は、構造耐久力上の主要な部分と雨水の侵入を防止する部分を保証する「品確法」で定められている10年間のみ。初期保証が法律ギリギリの10年間なのは価格が安いので仕方ないのかもしれませんが、保証延長制度を採用していない点はアフターサービスに対する姿勢が良くないとも受け取れますので、マイナス評価です。尚、無料定期点検に関しては各加盟店でサービスが異なるようです。例えば引き渡し後から40年以上の無料点検を行ってくれる加盟店もあるようなので、契約予定の加盟店に詳しくヒアリングを行うようにしましょう。
ゼロキューブで成功した人・失敗した人
「私達にちょうど良い家」をキャッチコピーに全国160以上の加盟店があり、断熱仕様やアフターサービスなどは各加盟店によって「差」があります。契約する加盟店によっては「最高」にも「最低」にも感じられる部分なので、同じ加盟店同士で比較をしてみるのもアリかもしれませんね。箱型フォルムの外観は若い世代を中心に人気が高いですが、玄関面に採用されるガルバリウム鋼板の外壁材は、あくまで鋼板なので雨音などが気になるといった声も多いようです。また外装メンテナンス時には全面張り替えとなるので費用も掛かりそうですね。
・加盟店によって仕様やサービスが異なるので注意しよう
・2階に熱が篭り易い、吹き抜けで冷暖房が利かない等の口コミも多いので断熱材の強化を検討しよう
・玄関面のガルバリウム鋼板は15年に1度に全面貼り替えなどのメンテナンス費用が必要
ローコスト住宅ランキング18位 ユニテハウス
ユニテハウスの工法:木造2×4工法
ユニテハウスは山形県に本社を置くクリエイト礼文(れもん)のフランチャイズ規格住宅のブランド名です。2019年にTBS系情報番組「がっちりマンデー」で紹介された事で一躍有名なハウスメーカーになりました。2020年現在のFC加盟店は30程で年間着工数も1000棟以下ですが、数年以内にFC加盟を200店、年間着工数を5000棟まで目指す方針との事。本体価格は1100万円からですが、このままでは倉庫と変わらない状態なので、部屋の間仕切りなどをカスタマイズして行きます。一般的な3LDKの間取りにカスタマイズすれば、それだけで200万~300万円は掛かるので、最終的には本体価格1500万円あたりになると考えておいた方が良いでしょう。箱型のシンプル外観デザインが印象的です。
ユニテハウスが採用する木造2×4工法は地震に強い工法としても有名です。壁や天井、床など6面体で建物を支えるモノコック構造は航空機や新幹線でも採用されている構造なので、一定以上の耐震性能(耐震等級2以上)は備わっていると考えて良いでしょう。但し、ユニテハウスの公式ホームページ上では耐震等級に関する記載は無く、不明確になっています。耐震等級の取得には費用が掛かる為に、敢えて明記していないのかもしれませんが、どうしても気になる方は事前に加盟店にヒアリングされる事を推奨します。
気密性能:C値1.5以下
高性能グラスウール20Kを標準で採用しています。ユニテハウスの本拠地は寒冷エリアの山形県なので、標準モデルでも一定以上の断熱性能に期待する事が出来ます。気密性においては公式ホームページ上に記載はありませんが、山形県にあるモデルハウスで行った気密測定でC値1.5以下の結果が出たそうです。参考値として考えて良いでしょう。またユニテハウスでは追加費用は250万円と高額になりますが、「ZEH50」というオプションを追加する事が出来ます。これはZEH仕様でコストの掛かる太陽光発電システムなど「創エネ部分」を省き、高気密高断熱などの「省エネ部分」だけをZEH仕様にする追加オプションです。このオプションを採用した場合の「UA値0.28」は住宅業界屈指のレベル。
保証延長条件:無し
ユニテハウスの公式ホームページを閲覧すると、保証やアフターサービスについての記載が全くありませんでした。初期保証は構造耐久力上の主要な部分と雨水の侵入を防ぐ箇所に関して「品確法」で10年間が義務付けられているので、ユニテハウスでも10年間の保証期間が設けられているとは思いますが、保証期間の延長制度などは無いものと考えた方が良さそうです。そもそも保証やアフターサービスについて何も記載が無いというのは「建てておしまい、後の事は知りません」といった印象を受けてしまいます。今後の改善に期待したいですね。
ユニテハウスで成功した人・失敗した人
ユニテハウスは箱型のシンプルデザインを採用する事で、作業効率アップや資材の規格を統一する事が出来、凹凸のある住まいに比べると大幅にコストを下げる事が可能になります。ユニテハウスでは自動車のような感覚で購入出来る住まいを目指しているそうです。自動車のオプションのように住まいのオプションを付けてカスタマイズしていく形式です。但し、初期費用は安いかもしれませんが、ユニテハウスのガルバリウム鋼板の外装は15年に1度は全面張り替えのメンテナンスが必要になるので、ライフサイクルコストでは高くなる可能性もあります。検討される際は、将来的なビジョンも考えるようにしたいですね。
・外装のガルバリウム鋼板は15年に1度に全面貼り替えなどのメンテナンス費用が必要
・断熱性能を重視するなら「ZEH50」を検討する
ローコスト住宅ランキング19位 飯田産業
飯田産業の工法:木造軸組工法
「いいだのいい家」のキャッチコピーでお馴染みの飯田産業は年間46000棟も着工する、住宅部門では日本一のパワービルダーになります。土地とセットで販売する建売分譲住宅のイメージが強い方も多いと思いますが、注文住宅事業も手掛けています。年間着工数のスケールメリットを活かした住宅資材や住宅設備の一斉製造で大幅なコストダウンを図っているので、デザイン性や嗜好性を無視した場合、恐らく飯田産業より費用対効果の高い住居つくるのは難しいのではないでしょうか。その位、年間46000棟のスケールメリットは大きいと考えるべき。土地と一緒に注文住宅を販売する、いわゆる「建築条件付き」の販売が多いので、どちらかというと土地も一緒に探している人向けのハウスメーカーです。
標準仕様でも住宅性能表示制度の「耐震等級」「耐風等級」「劣化対策等級」「維持管理対策等級」「ホルムルデヒド対策等級」の項目で最高等級を取得しています。特に耐震性に関してはIDS工法と呼ばれる独自技術を採用しており、壁倍率5倍の耐力壁と独自の柱固定金物を使用して強化を図っています。
気密性能:表記なし
飯田産業ではグラスウールやポリスチレンフォームの断熱材を採用していますが断熱性能を示すUA値やC値に関しての記載は無く、ネット上の口コミを見ても断熱性能に関しての評判はそれ程良くはないように感じます。実際に飯田産業グループのアーネストワンで新築した方からの情報によると「UA値0.79」と記載されていたそうなので、この辺りを基準に考えれば良いでしょう。やはり他社に比べると断熱性能はやや劣っている印象です。C値に関しても記載はありませんでした。気になる方は事前にヒアリングされる事を推奨致します。
保証延長条件:5年毎の有償点検・有償補修
飯田産業の初期保証は10年間、法律で定められた最低限の義務期間です。保証延長制度は最長で30年間で、10年目以降は10年毎の外装点検と5年毎の床下点検と共に、各有償メンテナンス工事を行った場合のみ保証期間を延長する事が出来ます。ローコスト住宅メーカーとしては悪くない対応ですが、10年目以降は費用が掛かる事はライフサイクルコストとして考えておきましょう。
飯田産業で失敗した人・成功した人
飯田産業の注文住宅は耐震性能には注力していますが、断熱性能はあまり注力していない印象です。省エネ基準などが年々重視されているので、今後の改善に期待したいです。価格に関しては年間着工数を活かしたスケールメリットが大きく、かなり安価にマイホーム新築を実現する事が出来ますが、ハッキリ言うと「建売ベース」です。建売住宅に若干の間取り変更が可能になったレベルと考えた方が良いでしょう。高級感やデザイン性などはありませんので、とにかく安く頑丈な家を建てたい方向きのハウスメーカーだと思います。
ローコスト住宅ランキング20位 ロビンスジャパン
ロビンスジャパンの工法:木造2×4工法
ロビンスジャパンは首都圏や長野県、山梨県などを中心に低価格帯の輸入住宅を手掛けるローコスト住宅メーカーです。北米住宅を中心とした輸入住宅デザインを採用しているので、工法も北米生まれの木造2×4工法を採用しています。北米住宅以外にも南欧風や英国風の住まいも実現する事が可能で、内装も外国仕様で、天井高270㎝が標準仕様で採用されています。公式ホームページ上で価格を公開している珍しいハウスメーカーで全ての商品が「坪単価30万円以下」で掲載されています。ですが、実際はこの価格で新築する事は難しく、平均坪単価40万円あたりを水準に考えておきたいです。
木造2×4工法は別名「木造枠組壁工法」とも呼ばれていて、建物を壁で支える構造です。耐久力と外力に強い特徴があるので、地震に強いとされています。ロビンスジャパンも木造2×4工法を採用しているので、ある程度の耐震性能は確保していると思われます。尚、ロビンスジャパンでは制震ダンパーの採用も可能で、これを採用した場合は「耐震等級3以上の性能も可能」と表記しています。但し、耐震等級を取得している訳では無いので不安な方は事前にキッチリ確認を取るようにしましょう。
気密性能:表記なし
ロビンスジャパンは断熱性能に関する表記も無く、使用している断熱材に関する表記もありませんでした。直接ヒアリングしてみると、一般的なグラスウールなどを採用しており、断熱性能を向上させたい場合はオプションでグレードアップも可能との事です。尚、窓断熱には「Low-E複層ガラス」を標準採用しています。木造2×4工法と言えば気密性にも期待が出来る構造ですが、UA値及びC値に関する表記はありませんでした。気密性・断熱性に関してはあまり自信が無いのかもしれませんね。
保証延長条件:なし
ロビンスジャパンでは保証・アフターサービスに関する表記は一切ありませんでした。初期保証に関しては、構造構造部分及び雨水の侵入を防ぐ部分に関しては10年間の義務期間が設けられているので、10年間の保証はあるものと考えて良いと思います。アフターサービスに関しては、ロビンスジャパンでは委託業者へ外注しているようです。無料定期点検の回数や期間、または保証延長制度の有無については、必ず事前にヒアリングを行うようにしましょう。
ロビンスジャパンで成功した人・失敗した人
ロビンスジャパンはどの商品も最低坪単価が30万円以下の表記になっていますが実際は額面通りに新築出来るケースは少なく、土地に合った延床面積や間取りのカスタマイズなどを行う事で価格が上乗せされる事になります。それでも十分安い価格帯になるので、輸入住宅デザインに惹かれる方にとっては魅力的に映りますよね。但し、この価格帯で販売出来るという事は、相応のコスト削減策が実行されている事になります。ロビンスジャパンは着工数が多い訳ではありませんので、大手のようなスケールメリットを活かせる訳でもありません。建物の原価や労務費は特に大きく削られている部分だと思いますので、その点は十分留意した上で検討する必要があります。但し、異国情緒のある輸入住宅は価格以上に「高見え」する傾向にあります。煉瓦の外壁はオプションで採用出来ますが、西洋館のような佇まいも実現出来てしまうので、友達や知人に自慢出来るかもしれませんね。
・保証やアフターサービスについてしっかりと確認しておく
・施工現場にはマメに足を運び、不備が無いか細かくチェックする
それ、正解です!
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後少しで手の届くおすすめのミドルコストハウスメーカー
ここまでは坪単価50万円以下(50万円前後含む)で購入出来るハウスメーカーを紹介して来ましたが、ここからは予算的に後少しだけ頑張れば手の届くミドルクラスのハウスメーカーを簡単にご紹介したいと思います。
予算的に厳しくとも、例えば「あと半年、頭金を貯金する」だけでも検討候補に挙がるかもしれませんので、これからマイホーム計画を進める方は下記のミドルコストハウスメーカーのカタログも一緒に請求しておくと色々と捗ると思います。少し価格が上のハウスメーカーの間取りや仕様を調べておけば、間取りのアイデアが閃いたり、きっと役立つ情報を得られると思います。
・工法:木造2×6工法
・営業エリア:首都圏/山梨県/宮城県
クレバリーホームと同じ系列で、外壁タイルが標準仕様となります。クレバリーホームの弱点は重量のあるタイルを支える為に耐震性が不安な点でしたが、ウィザースホームは木造2×6工法を採用する事で耐震等級3相当を実現しているのも大きなポイントです。また断熱性能もかなり優秀でUA値0.39を実現しています。
・工法:木造2×4工法
・営業エリア:全国
住宅先進国カナダの輸入住宅を専門に取り扱っています。カナダ産の良質な木材を使用して、カナダの厳しい住宅基準で建築される木造2×4工法は、高気密・高断熱住宅を実現する事が出来ます。レンガ外壁のオプションを採用すれば、東京駅や横浜レンガ倉庫のような異国情緒のある西洋デザインを実現する事が容易です。
・工法:木造2×6工法
・営業エリア:東北/関東/中部/近畿
住宅設備機器大手のLIXIL住宅研究所が運営するツーバイ工法専門のフランチャイズチェーンです。木造2×6工法と輸入住宅デザインが大きな特徴です。GLホームのコンセプトは「アメリカンライフ&ジャパンクオリティ」で、北米住宅のデザインを日本品質で再現しています。当然住宅設備はLIXIL製なので安心です。
・工法:木造軸組工法
・営業エリア:本州全域
住宅設備機器大手のLIXIL住宅研究所が運営する高性能住宅専門の注文住宅ブランドです。「UA値0.27」「C値0.43」と住宅業界トップクラスの住宅性能を実現しながらも、自然の力を感じる事が出来るパッシブ設計を重視。過剰な空調設備に頼らない、環境に優しい家づくりを目指しています。
・工法:木造軸組工法
・営業エリア:全国
床下浸水が有り得ない「地熱床システム」を採用しているハウスメーカーで、1階部分は全面床暖房が完備。更にモデルハウス仕様の豪華設備を標準装備としていて、ヘーベルハウスの「比類なき壁」で有名なALC外壁が標準仕様です。床暖房やALC外壁を安価に採用したい方にとっては魅力的に感じるのではないでしょうか。
・工法:鉄骨ラーメン工法
・営業エリア:関東・近畿・中部・中国
鉄骨造住宅も少し手を伸ばせば手が届きます。トヨタ自動車でお馴染みのトヨタホームは愛知県で着工数1位。その中で規格住宅の「LQ」は本体価格1600万円台からの販売です。こちらは規格住宅になるので設計の自由度は少ないですが、鉄骨造ならではの大空間リビングや大開口も実現する事が出来るのは魅力的です。
上記に挙げたミドルコストハウスメーカーはローコスト住宅に比べると設計やデザインも拘ったものが多いので、一緒にまとめてカタログ請求をしておくと、とても参考になると思います。
例えば予算的に厳しいハウスメーカーのアイデアを「ローコスト住宅でこのデザインを再現できないか」といった形で要望する事も出来るかもしれませんし、あなたのマイホーム計画に思わぬ閃きを与えてくれるかもしれません。
出来るだけ多くのハウスメーカーのアイデアや仕様、デザインを見ておく事で、自身のマイホーム計画に活かす事が出来る。しかも「カタログ一括請求サービス」を利用すれば、無料で複数社のカタログを1回で入手できる訳ですから、使わないのは勿体ないレベルだと思います。
カタログ一括請求サービスの使い方は下記特集ページにまとめてあります。とても簡単なので手順をチェックしてカタログ一括請求を試してみましょう。
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